金沢市議会 2012-03-14 03月14日-04号
質問の第2に、辰巳ダム建設と犀川ダムにおける工業用水貯留量の河川維持流量への振りかえについてです。 辰巳ダム建設事業は、最終段階を迎えています。現在、ダムを満水にしてから放流を行う試験が行われています。辰巳ダム建設事業が実施計画調査事業として採択されたのは1975年、昭和50年ですから、37年が経過したことになります。この間、ダム建設そのものが必要なのか問われてきました。
質問の第2に、辰巳ダム建設と犀川ダムにおける工業用水貯留量の河川維持流量への振りかえについてです。 辰巳ダム建設事業は、最終段階を迎えています。現在、ダムを満水にしてから放流を行う試験が行われています。辰巳ダム建設事業が実施計画調査事業として採択されたのは1975年、昭和50年ですから、37年が経過したことになります。この間、ダム建設そのものが必要なのか問われてきました。
折しも、昨年11月19日に、石川県より犀川ダムにおける工業用水貯留量の河川維持流量への振りかえについて要請を受け、本市は工業用水道事業の今後のあり方について、専門家による総合的な検討をするため、犀川水系工業用水道事業検討委員会が設置されました。
そして、去る11月19日、県土木部長名で県が設置した犀川水系河川整備検討委員会の提言により、辰巳ダムの規模の見直しに際し、犀川の河川維持流量の確保及び利水容量の有効活用を図る観点から、取水実績のない工業用水の犀川ダムにおける貯留量を河川維持流量の貯留量へ振りかえる要請を受けたのであります。それにこたえて、12月半ばに市の検討委員会を発足させ、今年度中に結論を得るとしました。
委員会の意見を踏まえまして、農業用水の適正な利水量と犀川下流部での河川維持流量の確保について見直しを進めていると、このように県から承っている次第でございます。 城北水質管理センターの放流水のことは、公営企業管理者からお答えをいたします。 辰巳ダムのことでありまして、辰巳用水取水口が守られるのではなかろうかという御趣旨でございました。
〃 中村 勲 〃 出石輝夫 〃 井沢義武---------------------------------------議会議案第5号 辰巳ダムの建設促進に関する意見書 辰巳ダムは、犀川流域の洪水対策及び河川維持流量
ダムの建設は犀川の洪水対策はもちろん、河川維持流量の確保という大きい目的を持っております。犀川の治水上、十分な安全性を確保いたしますために、計画規模 100年確立として、河川改修とあわせて辰巳ダムを建設するものでございます。現実に先般の集中豪雨では浸水被害が出ておりますので、私は、ダムは必要というふうに思っているのでございます。
ダムは、犀川の洪水対策はもとより、河川維持流量の確保という大きい目的を持っております。県では、河川の拡幅等、いろいろな代替の案を比較検討しました上で、ダム建設が必要であるという結論に達したと、このように聞いております。現実に犀川の下流域で浸水があることを考えますと、私は、やはりダムは必要なものと思っておる次第でございます。